東京都八王子市の夢美術館で開催された、「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」展を鑑賞してきました。
妻に誘われて観に行ったんですが、お恥ずかしながら私は川瀬巴水を知らず...有名な版画家なんですね。自分の知らない物、分からない物には積極的に触れて知っていきたいスタンスなので、一緒に観に行くことにしました。
この日はGW1週前の3連休初日の土曜日で、電車でいくか車でいくか迷った結果、中央道がガラガラだったので車で行くことに。全然エリーゼを動かしていなかったので丁度良かったです。
久々にカバーを外したけれど、やっぱりカッコいいねキミ。
出発から1時間くらいで現地着。
私は美術や芸術品に関しては全然無知で、作品を観ても「綺麗だな」とか、解説を読んで「なるほどな〜」って思うくらいしかできないんですが、それでも何か自分の知見として得るものは必ずあると思っていて、機会があるのならなんでも受け入れるようにしています。うまく言えないけれど、今後色々なことを調べたり知ろうとする中で、きっと今回のことが結びつく時があると思っています。
話は戻って川瀬巴水の展示については、やっぱり私の感性では理解が追いつかなかったけれど、観にきてよかったなと思いました。
川瀬巴水は風景画家であると同時に旅人であること。
関東大震災で版画がほとんど焼けてしまったけれど、自分を奮い立たせてまた旅に出て絵を描いたこと。
震災前後では画風が結構変わっていて、震災後に描いたものは従来の作品よりも色の強弱がハッキリしていて鮮やかなこと。なぜか?それは渡辺庄三郎が商売のやり手で、震災復興後に商売を成功させるためには客のニーズを捉えた作品を作ることが必要だと感じ、当時のニーズに答えた形がそのような画風であったこと。
川瀬巴水にスランプの時期があったこと。
歌川広重の模倣だと当時の世間から言われたこと。そして、そう言われてみればそう思えなくもないなと思ったこと。
あとは何があったかな。また絵を見れば思い出すこともあると思います。
帰りは、SNSで話題になっていた「全部OFF」とやらに寄り道。駐車場は5F+屋上で300台近く止められるんですが、1フロアあたりの駐車スペースが少ないので結構上までいかないと空いていませんでした。まぁ、土曜日だったし。
店内も広いし品揃えが豊富で、ロードバイク売り場がめちゃくちゃ広くてヨダレが出そうでした。バ○チャリより品揃え良いのでは…